昔なら 出来ていた事 思い出す
<原点>
明けましておめでとうございます。
振り替えれば、2006年も「一瞬」でした。2006年の個人目標『達成する』でしたが、“達成できなかった事”の多さに反省する正月です。
2007年版の個人目標は
『原点回帰』
です。本年も宜しくお願い致します。
━━(編注:ホームページ掲載原稿も張り付けておこう)━━
新年明けましておめでとうございます。
2000年4月の創業から、早いもので7回目の新年を迎えました。
昨年1年間を振り替えるに、「Long Tail」や「Mash Up」などの言葉に象徴されるように、『Webアプリケーション』に対する期待が、ますます高度化の一途を辿った1年であったと思います。
我々も、多くの顧客企業様から様々な「大規模会員管理システム」を御依頼を頂く中で、「マーケティング分野における情報システム」が、もはや
◇ 単なるマスマーケティングツール
ではなく、
◇ 企業と“一人ひとりの消費者”とのコミュニケーション基盤
に進化を遂げつつある、と実感した1年でした。
2007年…。
“PrivacyBank!”の旗印のもと、四次元データはこれまでと変わらず「Web/Emailシステム」と言うシーズ分野に技術特化し、「大規模会員管理システム」あるいは「大規模CRMシステム」と呼ばれる情報システムを中心に御提案しつづける所存です。
今後とも、技術者提案型のオーダーメイドシステムに御期待ください。
聞く耳と “聴く心”を持つ 上司こそ…
<聞こえる、でなく、聴く>
「聴く」 とは “きちんと理解し、そして受け入れる事”。
「心で聞く」 と言っても良い。
上司に求められる能力: “情報収集能力”。
プロならば 言うべき事を はっきりと
<Noと言えるエンジニア>
「顧客企業を眼前にして “No” と言えるか?」
そんな乱暴な質問をしてしまうと 「答えようが無い」 と言った所か。
しかし、エンジニアたるもの “技術知識” に裏付けられた自信をもって誠実な対応をしなければならない。
『こんな機能を付けられますか?』
『こんな風に変更出来ますか?』
ついつい 『はい。出来ます』 と答えてしまう。
しかしそれは、得てして 『Can』 であって 『Should』 ではない。
つまり 『Should not』 なのだ。
…気持ちは分かる。
予算を超過してでも “やるべき” か?
顧客作業を増やしてでも “やるべき” か?
システム性能を下げてでも “やるべき” か?
システムを不安定にしてでも “やるべき” か?
…瞬間 『だってお客さんが言ったんだもん』 なんて言い訳を言うようでは、エンジニアではない。
エンジニアは奴隷ではないのだ。
誰よりもシステムを熟知し、プロとしての仕事をしなければならない。
「顧客の依頼通りにBGMを流したら、宴会が盛り下がりました。byウェディングプランナ」
「顧客の希望で、柱を細くしたら地震で倒壊しました。by一級建築士」
「顧客の事情で、手術を延期したら死亡しました。by医者」
そんな仕事は “プロの仕事” ではない。
受験中が 一番勉強になるのと 同じ論理
<伝承>
ソフトウェア開発力も…、
システム運用力も…、
単位時間あたりの “技術力の向上率” が最も高いのは、トラブル対処時だと思う。
不具合に直面した時、如何に冷静に、どんな解決策を導き出せるか?
他人の対応を見たり、
他人の対応を指摘したり、
作業そのものを共有すると、常に “ベターチョイス” を選択できる。
そう言えば、医者の友人も同様の事を言っていたっけ…。
量よりも 質が大事と 伝えたい…
<必要な情報を、必要な人へ>
風邪をこじらせている時は別として、ティッシュなんて要らない。
にもかかわらず街中に “ティッシュ配り人” の多い事、多い事…。
“ビラ配り人” も同じ。
まずもって、配られたビラなんて見ない。
しかも 「お願いしまぁ~す」 としか言わない配り人、…感じ悪い。
思うに、
「何を宣伝したくて配っているのか」 が、遠くから分かるようにして欲しい。
能力を 問われる仕事 それ“ヤリガイ”
<ソリューション提案>
課題解決って “ドキドキ” だ。
顧客企業の課題をどうすれば解決できるか?
担当者には “非常に高い能力” が求められる。
確かに最初から素晴らしい提案が出来る奴なんていない。
ただ、人間のモチベーションなんて所詮 『何かへの挑戦』 でしかない事も確かだ。
常想う 組織利益の 最大化
<自身の労務費が原価>
「売上よりも利益にこだわる。」
「きっちり利益を出すことにこだわる。」
請負事業って、案外これが難しい。
特に、やればやるほどに喜んで貰えると分かっていれば尚更だ。
もう少しすれば、もっともっと喜んで貰えると分かっていれば、やってしまう。
エンジニア集団は、食わねど高楊枝?
役員が 判断せずして 誰がする
<脱大企業病、その1>
「今年は!」
「今年こそは!」
年初は毎年そう思っている…、様な気がする。
さりとて、毎年おなじ目標を設定している訳でもない。
一応、成長しているのだろう。
正月気分は捨て、明日から本格的な仕事。
原点の1:「課題を皆が率先して判断する」に回帰。
ストレスが 無いって言えば 嘘になる
<技術革新の中で>
考えてみればこの数年、相当な割合で売上規模が拡大している。
しかしそもそも “売上規模を大きくする事” そのものには、さして興味は無い。
“シェア” とやらは、大手企業さん達に任せておけば良い。
そんな事より…
そんな事より “あるべきシステム” が作れているのか、が心配だ。
皮むけば 何が残るか エンジニア
<自分のコアコンピタンス>
「君は、玉葱か?桃か?」
日経新聞に面白い記事が載っていた。
(皮を)むいた時に “芯” があるか?、と言う事らしい。
それは 「自分に“しか”出来ない事」 とも言えるし 「コアコンピタンス」 とも言えるだろう。
聞けばなるほど…、と感心してしまう比喩って、面白い。
もっとも、
比喩に使われた玉葱は可哀想だが…。
この川柳 誰か読むのか? 思う時…
<下手の鉄砲>
こんだけ沢山、川柳を書いてきたのだから、どれか一つくらい佳作入選しても良いのになぁ・・・。
(編注:どこかに出す?)
(編注:どうやって選ぶ?)
「どの程度 予定できるか」 管理職
<ERPシステム>
“経営リソース” の 【計画】 が必要。
「当たり前すぎて今更」 なのだが、しかし 「ヒト・モノ・カネ」 とは良く言ったモノだと改めて思う。
特に請負事業をしていると “ヒトのリソース管理” が相当重要。そしてそれは案外難しいのだ。
(そしてその計画は、頻繁に想定から外れ、頻繁に書き換えられる)
英語で言えば “Enterprise Resource Planning”。
顧客企業の情報化を提案する我が社も、自らの業務改善をしなければならない。
「シンプルイズ ベスト」なんだよ 何事も
<無用の…>
「発車間際の駆け込み乗車は危険」 …だそうだ。
そんな事、言われなくたって知ってる。
この手の過保護は “音害” でしかない。
我々が作る操作画面にも “無駄” があるような気が…。
プロマネとして アレコレしたいと 言うならば
<複数役職の兼務>
母として、
女として、
研究者として…。
とある物語にそんなセリフがある。仕事においても “立場” を明らかにする事は、意外と大切な事だ。
特に社内にあっては、その発言が、
◇ 経験者として言っているのか、
◇ 友達として言っているのか、
◇ それとも、社長として言っているのか、
それが微妙に大切だったりするのだ。
早起きが 得か損かは 知らないが…
<ぜひ、自宅勉強でも…>
「早く来い」 とは言わない。(言った事が無い)
ただ、
あまり “遅く” はならないで欲しい。
そして可能な限り “徹夜” はしないで欲しい。
たしかに、特にエンジニアは、朝と無く夜と無く、“思い立った時” に創作したくなる動物なのかも知れないが。
まず知識量 「ちょっと変わった SI会社」
<サービス品質>
「高い技術力」 って、どうか?
裏付けるものがなく、ただ 「高い技術力」 と言うだけでは、評価のしようがない。
私自身、大学生時代に技術資格を持っていなかった。
しかし、私には技術力がある事を、顧客に認識してもらいたかった。
だから、社長になってから情報処理技術者資格をとった。
情報処理技術者資格の無い人は、取れる事が明白で無い人を除き、採用面接時に不合格にさせてもらうしか無い。
そして、会社としての評価とて同じ。
CMMI認定のない会社、技術資格取得率の低い会社…、は淘汰されて行くのだ。
「弊社のサービス提供者は全員、国家資格としてのテクニカルエンジニア試験に合格しています」 と言った様な “サービス品質” をセールストークに使える様にならなければならない。
「そう言えば」 その一言が 命取り
<会議>
会議の進め方にはこだわりがある。
私は、議事を進行する立場に立つことが多い。過敏に反応してしまう一言は
「そう言えば、あの件…」
だ。その瞬間はまさに “議論発散の瞬間”。その一言以降、それまでの話が曖昧になる事が良くある。
議長には、その “脱線” を止める義務がある。
特色を 強く出す術 ただ実績
<戦略ベースの案件受注、受注実績ベースの特色説明>
四次元データは 「ちょっと変わったSI会社」 で良い。
そう! 「ちょっと変わったSI会社」 で行こう。
PrivacyBank!と言うSIサービスブランドに経営資源を集めて…、なんて堅苦しい事を言い出しても、結局分かりにくいのだ。
確かに、日本中の企業が、個人情報を真剣に管理し、真剣に活用する頃までには、もっとリーズナブルに、もっと他システムとの連携できる仕組みを準備し、もっともっと多くの実績を作っていなければならない。それは確かなのだが…。
う~む。
とりあえずは 「ちょっと変わったSI会社」 で良い。
乗り越えろ 眠いな辛いな しんどいな
<計画的に>
徹夜した事の無いSEなんて居ない。
多分、居ない。
そして、スケジュール的に余裕をもって完了できるプロジェクトは多くない。
自分自身の経験を振り返っても 「懲りない」 人種なのだと思う。
そして、追い詰められてしまった場合は、頑張るしか無い。
この仕事…、
“計画性” も大切だが、やはり “責任感” の方が大切なのだと思う。
教育を せずに技術が 育むか?
<教える文化>
ベンチャー企業であれ、大手企業であれ、人は労働の “対価” を得る。
「賃金」 が想像に難しくない。
しかし “対価” が 「技術」 であっても良いかも知れない。
(編注:いや、いや、法的にマズイ)
現実、賃金水準だけで大手企業に対抗するのは難しい。
常に長期視点で考えたい。
捏造を 許した上司 熱出そう…
<今の規模の内にしておくべき事、想う…>
賞味期限切れ原料…。
利益を出そうとして、ゴマカシ策を労したのだろう。
“社内牽制構築の未整備” と言われればそれまでだが、それとて 「人の情」 が絡む部分に完璧は期待できない。
タイムカードが無ければ時給ゴマカシも発生しよう。
自動改札機が無ければキセルもしよう。
そのあたり…。
情報化、あるいは機械化と言っても良い。
英知を集め 「人の情」 があまり絡まない仕組みにしなければ…。
眠る前 思考実験 目ギラリ
<夢中、夢中>
5位:試験中
4位:電車の中
3位:風呂の中
2位:寝起き
1位:寝付く前
“業務改善” を考えてしまう時間帯、ベスト5!
「あ、あれはこうしたら良いかもぉ~。うぉーっ。そうだ!そうすればぁ~」
(編注:一度、精神科で診てもらったら?)
自分しか 興味ない事 今、聞くな
<情報共有すべき事柄>
会議中に 「1対1の会話」 を始めてはいけない。
ある程度の質問はやむを得ないかも知れない。しかしそれも、全員で情報共有する必要が無い質問、会議後に聞けばすむ様な質問はNGだ。
「その他の人」 の時間がもったいない。
「1対多の会話」 「多対1の会話」 「多対多の会話」 を心がけ、全員での会話を一つの結論に至らしめなければならない。
人類に 貢献する術 様々に
<“存在”に対する考え方>
米国アッ◯ル社と松◯電器産業社の比較記事。
「研究開発費が7分の1なのに、営業利益率が2倍近く」 とのクダリがあり、工場等の “設備投資偏重” を指摘していた。
しかし、私も日本人なのだろうか…。
株主に利益還元する事より、会社のストックを充実させる事を肯定的に感じてしまう。
“企業オーナーシップに対する新しい哲学” が求められる。
「経営の 質」を問われて 何を言う
<同情>
ライバル視している同業会社の 「右肩下がり」 が止まらない。
遂に3期連続の経常赤字…。
5年前と比べて10分の1の株価…。
パブリックカンパニー(上場企業)だけに、業績に関する情報が新聞紙面を賑わせる。
顧客会社からすれば、委託先会社が上場している事は、会社状況が分かって安心なのだろう。
しかし、当事者自身にしてみれば、さぞや “たまらない想い” だろう。
…恐ろしい。
意味もなく 時間を過ごす 意味、深い
<何かの共有>
“ゴンツ” をあがって一言…、
「ザ(ン)クとは違うのだよ、ザクとは…」
たまに挙行される “徹夜さわぎ”。
くだらない会話、
意味の無い奇声、
ぼやき、
笑い…、
気心が知れた仲間の集い、いと楽し。
オブジェクト んで、アスペクト んで、どこへ?
<激流>
高校にコンピュータプログラムを提供している。
後付感タップリだが “社会貢献” になっている。
そう、今時の高校は、授業でコンピュータプログラミングをしているのだ。
授業のテーマは、ちょっとしたゲーム開発。
そのテーマやカリキュラムについても、提案した。
「強いプログラム」 を目指してみんな頑張る、と言う仕掛け。
今年…。
高校生最優秀プログラムとの対戦結果が、「1勝1敗3分」。
プライドにかけて、来年は “社内予選” が必要か?
考える あれこれず~っと 考える
<頭マンタン>
そういえば…、
寝坊遅刻の記憶が無い。
時間がなくて朝風呂に入れなかった記憶もあまり無い。
土日は昼まで寝られるのに…。
今でも平日は、仕事の事で頭がいっぱい。
会議とて 無駄な時間と 思うなら…
<改善は会議から>
会議体の運営に無駄が無いか?
その会議は本当に必要か?
会議をする事自体が目的になっていないか?
そこは “課題解決” の場である。
課題が何かも認識できない会議は、やらない方が良い。
まず試そう モニタもマウスも サーバも
<好きこそモノの…>
技術開発には、オモチャが必要だ。
能力開発には、オモチャが必要だ。
もっと自由に、もっと色々と試せる、そんなコンピュータ環境が必要だ。
やっぱ、ひとり二台だな。
原則を 作って守る コレ経営
<大原則、原則、慣例>
『書類無き作業はしない』
少々顧客と険悪になろうとも、発注意思を第三者に証明しうる書類(発注書など)が無ければ、大切な経営資源たる “生産部門の労務費” を投下してはならない。
(プロマネだけには裁量の範囲で販売支援活動を許容)
そう…、
創業以来の 「大原則」 を、今一度徹底しなければ…。