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経典に ジョークも含む 新宗教
<文書化>
世界宗教も “経典” に 【文書化】 されたからこそ広まった。
人々はその “経典” を読み、
そしてその “経典” を信じた。
もっとも、読み手によって “認識が異なる場合” はある。
ただ、その 「誤解リスク」 を過度に憂慮したとしても 【多くに伝える道具】 としての有用性は極めて大きい。
また他方 【特定の一人に伝える道具】 としても有効である。つまりそれは時間を越える。
(編注:愛を伝えるとか?)
(編注:ん?… 「証拠リスク」)
ちなみに、{一般にはあまり知られていないが|業界内では常識になっているが}、インターネットがこれだけ発展したのも、 【RFC (Request for Comments) と言う文書】 のお蔭。
そこには膨大な技術群/アイデア群がまとめてられている。
すでに、
キリストの弟子達、
仏陀の弟子達、
ソクラテスの弟子達にも負けない位の文章量となっているだろう。(比べた事ないけど)
スケールが小さくなるが、ウチの会社でも 【文書化の原則】 は根付きつつある。
(創業当初は 【伝言ゲーム禁止の原則】 と言っていたような気もする)
すなわち情報システムを創造する仕事では、一人ですべて処理出来る仕事なんて無い。
スタッフ5人が信じるに値する経典を作る。
スタッフ10人が信じるに値する経典を作る。
スタッフ20人が信じるに値する経典を作る。
そう簡単な話ではないが “信じる所” が無くては仕事にならない。
新作の 「人生ゲーム」 子供無し
<次のステージ>
【リスク】 を恐れて、
【リスク】 を恐れて何もしないなら、それで良い。
【リスク】 を回避して 【リターン】 を得たいならそれで良いだろう。
ただ 【全てのリターン】 は 【誰かのリスク】 の上にある。
そう 【誰かのリスク】 の上にあるのだ。
カルロスゴーンでもない、
松下幸之助でもない、
稲盛和夫でもない “私” が社長である以上、株主達も 【大きなリスク】 を背負っている。
アレから少しは成長したはずだ!
よし!
よーし!!。もう少し 【リスク】 を背負ってみよう。
電話機が どこのオフィスにも あるように
<四次元製品>
10年後、
10年後には世界中に輸出していたい。
10年後には受託開発で培ったノウハウをもとに製品を輸出していたい。
10年後には自社ビルがあって欲しい。
10年後には自社ビルに保育所が欲しい。
10年後には自社ビルに宿直室とレクリエーション室が欲しい。
・・・10年後には情報化社会に無くてはならない存在になっていたい。
例えれば 意外と簡単 複雑系
<モデル化>
“Web/Emailサーバ” の中で動く、
“Web/Emailサーバ” の中でしか動ないソフトウェア、なんて大量生産したって売れるわけが無い。
だから今は、完全にオーダーメイドで作っている。
もっとも、ソフトウェアの場合は1個作っても10個作っても、その製造コストに大差はない。
よーは、売れなきゃ意味が無い。
最近、受託する案件を “魚” に例えて妄想したりする。
さしずめ 【営業マン】 は “釣り人” だ。
【技術者達】 は陸に居て包丁を持っている “料理人” と行った所か?
だとしたら 【プロジェクトマネージャ】 は “料理長” か。
海には大きい魚も居れば、小さい魚も居る。
えてしてサンゴ礁の海には、沢山の魚が泳いでいる。
海流に流されている内に、ドンドン大きく育つ魚も居るだろう。 他方、養殖された魚を釣ってはさばいている 【財閥系開発会社】 が居たり、
時に魚を放流する 【政府】 が居たり…。
そして
◇ おんぼろ舟
◇ イカしか釣らない船
◇ 魚群探知機を搭載した大型船
あるいは
◇ クジラ狙いでヤリを持つ者
◇ 釣れればなんでも良いと思っている者
◇ 他の釣り人から魚を譲り受ける者
さらには
◇ なんでもさばける料理人
◇ ウナギしか焼けない料理人
◇ 包丁持たない料理長
確かに “請負側の視点” でしかない。
でも 「どんな役割の人間が居ないのか」 を考える上では、分かりやすい。
来るのかな “死んでもイイと 思える日”
<社会>
漠然としたタイトルを付けてしまった。ん?、何を書こう…?
(編注:ぢゃ書き換えたらいいじゃないか)
今日は“月曜日”ながら“祝前日”。仕事の効率が悪くなってしまう日とも言う。「あー、今日はあの仕事にメドが付くかいなぁ~」など。一日の仕事に思いをハセながら出社。
ふと通勤路の某K産党の選挙ポスターを見る。「若者に仕事を!」
自分の事を“若者”だと思っている30歳。そんな私にとって「若者に仕事を!」というキャッチコピーはちょっと不愉快。毎朝目に付くので、実は前々から“ハガシタイ”と思っていた。でも今日は普段にも増して頭の中が仕事で一杯だっただけに、ニコヤカな議員氏の顔が妙に不愉快だ。
そもそも“仕事”は“供給されるもの”か?
確かに私は五体満足に生まれ、恵まれた環境に育ち、最高学府までの高等教育を受け、そして何よりも仲間に恵まている。自分に自信があるし、“自分を出す”事が出来る。
だからと言って努力をせずに日々の糧を得ている訳ではない。
人を支え、人に支えられる事の大切さは否定されるものではないが、19世紀の空想社会主義と非難された史上の言葉を彷彿させるこのコピーは…何か違うぞ。
「輝き」 は磨きあってこそ
(最近ニーチェっぽくなってきた)
(編注:そもそも自分を“若者”と勘違いしている事が原因かもよ)
ジブンとすら 思えるタニン… 生きる糧
<組織を大きくする事>
自分のオリジナリティを「一言」で表現する…、しなければならない…とする。だとしたら
企業入社経験のない京大出身社長
と言った所であろうか。う~む、もし私が普通の60歳(?)で“そういう人間の存在”を聞き及んだとしたら、「ふっ、頭デッカチのエリート気取りがチョロチョロと商売してるんだろーなー」と想像しそうだ。
100人の従業員を抱える会社、つまり法の定める「大企業」のトップが務まるか?(編注:100人超えても資本金額が一定値を超えない内は大企業にあらず)。「社歴のある会社」のトップが務まるか?。う~む、組織のもつ「常識」に押しつぶされてしまうような気がする。
常にゼロベースで考えたいと思う。従前他社組織の良い点を盗む前に、まずは自分で考えたいと思う。原理(本能?)から導きだし、原則(ビジネス常識?)を加味し、現状(他社状況)と比較したい。
そうでないと「新しい企業」である意味が無い。そして「入社経験の無い社長」である意味が無い。「経験ある社長」には勝てない。
まーどうでしょー?、にひひ…、勝算はあるのでしょうか…。
ま、人類の歴史の中にこういう人間が居てもいいでしょー。
ダーウィン先生に聞くまでもなく、そういう多様性こそが人類を進化させるんでしょー。
うんうん…、残る人生40年!、せいぜい色々なことに挑戦してみなさい。
(編注:いつから神様になったんだぃ)
デカイモノ 出来上がる前の プレッシャー
<表現しつらいプレッシャー>
【ピラミッド】 を造る。
10人で 【ピラミッド】 を造る。
100人で 【ピラミッド】 を造る。
そりゃ、100人の方が早い。
たぶん、10倍近い工期短縮が実現できる。
【家】 を作る。
10人で 【家】 を作る。
100人で 【家】 を作る。
そりゃ、100人の方が早い。
でも、2倍の工期短縮が実現できれば良いほうだろう。
(編注:50人は寝てるな・・・)
【家】 の場合、持ち場ごとにやる事が違う。
トイレを作る人、玄関を作る人、そして全体の進捗を見る人・・・。
【江戸城】 でも作ろうものなら、ホントに沢山のチームができるのだろう。
どこのチームが快調に進んでて、どこのチームに遅れが出てて、どこにトラブルが発生してるか?
“プレッシャー”
“プレッシャー”
“プレッシャー”
プロジェクトマネージャ業務は奥が深い。
嘆けとて 二度と戻らぬ 昨日かな
<周囲の期待に応えろ>
「会社を創る」
誰しもが経験出来る事ではない。
【資金】 を提供してくれる人達に支えられ、
技術を信じてくれる 【お客さん】 に支えられ、
そして、気心の知れた 【仲間達】 に支えられて、今、この会社が成り立っている。
“企業IT化” という時代の流れの中でコンピュータシステムの “注文販売” 。気が付けばもう4年にもなる。しかしその間、鏡の奥の自分が 「心から満足げな表情」 を見せた事は無い。
企業のIT投資額は上昇し、確実に市場は大きくなっている。
しかしながら、しかしながら…、その市場成長率に比して成長出来ているとは言えない。鏡の奥の無能社長は、
□ 顧客の満足度を上げる
□ 市場のシェアを延ばす
□ 会社の規模を大きくする
…そういう施策を的確に打てずにいる。そして結果として、投資家と社員と社員の家族の満足度をあげる事が出来ていない。
それでも 「俺はこんなものではない」 社長自身もたまに 【未来を楽観する】 のだが、やはり 「これだけの有能なスタッフに囲まれて、なぜこの程度の結果しか出せていないのだろう」 と 【過去に唇を噛む回数】 の方が多い。
社会にとって情報システムは必須だ。
“情報家電”あるいは“ユビキタス”、そんな言葉が現実のものとなる時、ネットワークコンピュータの設計、ソフトウェア群の設計開発を出来る人間が不可欠となる。特に企業活動にとっての情報システムはWeb/Emailシステムに依存して行くに違いない。
オープンソースソフトウェアを基盤としつつ、その上位において再利用性の高い応用ソフトウェアを設計開発する。再利用性が高いながらも合理的な価格設定方法を見い出し、競合他社との価格競争に勝つ。
同様のコンセプトの会社は沢山ある。今後この業界も、高いレベルでの技術習得合戦とあわせて価格競争もシレツになって行くだろう。ニンゲツ(人月)や行数等と言った価格指標に依存していたら淘汰されるだろう。…そう考えている。
プロ野球選手はみな数千万円といった評価をうけ 「自分が選ばれた人間なのだ」 と自覚しているだろう。
それは同時に 【技術の証】 であり 【競争に勝利して来た証】 でもある。
全社員が 「自分は人類社会の中で極めて重要な役割を担っている」 という、そんな自覚をもてるような会社にするために、そんな会社になるために、
【彼にしか】 出来ない事
【今この瞬間に】 すべき事
を考える事をやめてはならない。
「高い評価を受けたいと思うSEが、高い評価を受けられる会社です」。そんなセリフにも賞味期限がある。
何気なく言われた一言が、耳の奥でコダマしているらしい。
「そんだけの(人数の)京大(卒業)生を飼い殺しにしたら、社会にとって悪やで」
結論の 分からぬメール ごみメール
<文字>
「口頭伝承」 より 「文字伝承」 が好き。
もちろん、時と場合により使い分けられるモノだ。
仕事柄、大きなプロジェクトを管理したり、多くの社員に指示したり、意思を広く告知する必要がある。
その時 【伝承中に情報が劣化しない】 【情報を後日再確認できる】 そんな文字伝承が好きなのだ。
ちなみに我が社では、隣に座っている人にすら仕事はメールで依頼する。
◇管理者/第三者にも 【依頼内容】 を報告できる
◇互いに 【依頼内容】 を後日再確認できる
◇相手の作業を妨げない
しかし、言葉を使いこなす事は難しい。特に “力のある文章/明快な文章” となるとより難しい。
かねてより気にかけていることは以下。
1.「結論」 は最初に!
2.「簡潔表現」 から 「詳細表現」 へ!
3.「原理原則」 と 「具体事例」 を加筆!
そして最近挑戦しているのは
4.見て分かり易く!
会議には 3つの大事な ルールあり
<ミーティング手法>
我が社にあって 【会議やミーティング】 は基幹業務の一つである。
主にサービスを販売する会社である以上、将来に渡り変わらない。
最近は「欧米流会議手法」としてメディアなどで見聞きする事でもあるのだが、我が社でも 【3つのルール】 を尊重して行きたい、と議論している所。すなわち
◇ 会議を進行させる役割の明確化
(議長の決定)
◇ 会議が目的とする所の明確化
(議事進行表[アジェンダ]の決定)
◇ 会議時間の明確化
(開始時刻と終了時刻の決定)
である。なお、必要な場合には記録(ミニッツ:議事録)も取る。
顧客とのミーティングにおいてもしばしばある事だが、「この会議は何に関する結論を出そうとしているのだ?」と感じている人間居る場合がある。そもそもゴール(目的)が分からなければ協力しようがない。加えて、議論が脱線しても誰も修正出来ない。
また他方、目的がはっきりしていても時間が決まっていなければ、議論のペースが決まらない。結論を出すに1年かけても良いのならそれなりの会議のペースになろう。
確かに、世の中にはブレーンストーミング(Brainstorming)という手法に代表されるように 「結論」 や 「採決」 等とは縁の無い様な会議体もある。すなわち、会議のメンバーが互いに他を批判することなく自由に意見や考えを出し合いすぐれた発想を引き出す場には、一見 【明確なゴール】 は無いようにも思える。
しかしこの場合であっても 「○○に関して1時間かけてみんなからアイデアをひねり出したい」 という表明が、事前もしくは冒頭に議長からある場合と無い場合とでは、その会議の有効性は大きく異なるはずだ。
基幹業務においてプロになることこそ企業成長。